有酸素運動と無酸素運動 2

0
      早いもので、もうゴールデンウィークです。


    このブログは月に2回更新しているわけですが、普段何気なく過ごしている時間の流れの速さを、
    更新のたびにひしひしと実感しております

    もう1年の3分の1が終わってしまったなんて、本当にびっくりします。
    ついこの前まで寒くて大変だったのに、もうすっかり季節は初夏なんですもの。






    前回から有酸素運動と無酸素運動についてお話ししています。




    ダイエットにおける、有酸素運動の重要性については皆さん既にご存じのことと思います。

    “有酸素運動で脂肪を燃焼”というフレーズはよく耳にしますし、
    脂肪を減らすために有酸素運動に取り組んでいらっしゃる方も多いことでしょう。

    忙しい中時間を捻出して日々続けていることですから、
    少しでもより効率的に身体についた脂肪を落とすことができたら嬉しいですよね





    そこで、キーになるのが無酸素運動なのです




    まず、“脂肪を燃焼”するとは、いったいどういうことなのか考えてみましょう。



    …運動することで体温が上がり、
    おなか、あるいは太ももや二の腕についている脂肪が、ろうそくが熱でとけるように軟らかくなり、
    その液状の脂を、ガソリンを燃やして車を走らせるように筋肉がエネルギーに変える…

    私が“運動で脂肪を燃やす”と聞いて最初に漠然と思い浮かべたイメージはそんなでした

    皆さんはいかがでしたか?




    運動によって体脂肪が直接エネルギーとして使われることはありません。

    脂肪細胞内に蓄えられた中性脂肪は、“遊離脂肪酸”という物質に分解されて血液中に溶け出し、
    その“融資脂肪酸”が血液で身体の各部に運ばれてエネルギーとして使われます。

    脂肪を遊離脂肪酸に分解し、その遊離脂肪酸を“燃焼する”という2段階の過程を経て初めて、
    身体についた脂肪を減らすことが可能になります。



    ですから、“遊離脂肪酸”が血液中にたくさん遊離している状態で有酸素運動を行うのが
    効率的に脂肪を減らすために必要なのです






    そこに無酸素運動がどう関わってくるのでしょうか。





    無酸素運動をすることで、中性脂肪を“遊離脂肪酸”分解するために必要なホルモンが
    大量に分泌されるのです。

    つまり、有酸素運動だけするよりも、無酸素運動をしてから有酸素運動をするときの方が、
    血液中の“遊離脂肪酸”の濃度が高くなり、“遊離脂肪酸”が使われやすい状態となるのです。



    ですから、日々のご自分の有酸素運動のエクササイズの前に筋トレのメニューを加えると
    効率的に脂肪を減らすことができますし、筋トレによって筋肉量が増えるので基礎代謝もアップ!

    一石二鳥ですね




    ゴールデンウィークでいつもより少しお時間があるときに、
    有酸素運動のまえの無酸素運動のメニューを少し考えてみてください



    有酸素運動と無酸素運動

    0
        先日、ボクシングの試合を観に行ってきました。


      母が偶然お知り合いになった方の息子さんがなんと世界チャンピオンの方で、
      タイトルマッチがあるというので、家族一同、友人知人御一行様で応援に行ってまいりました



      実を言うと、普段とくにボクシングに興味があるわけではありません。
      テレビでやっていてもまず見ないのですが…

      やはり、少しでもお話したことのある方が世界一の座をかけて闘う、というのはものすごくどきどきすることで、本当は声を限りに応援するべきなのでしょうけれど、まったく声も出せず、身じろぎすることもできず、ただただじっと魅入っていたのでありました。





      それにしても、ボクサーの身体って、本当に美しい…
      もちろん、世界チャンピオンクラスの方々だから特に、かもしれませんね。

      しっかりと筋肉がついていますが、ぜんぜん重そうにみえないのです。
      細くてしなやかで、でも強靭で、動かしやすそうな筋肉なんです。


      そして、その動きと言ったら
      ずっとフットワークを続けつつ、目にもとまらぬスピードのパンチを次々と繰り出し、
      相手のパンチを上体を大きく使ってひらりとかわし、そのときに体幹がぶれません。

      やったこともない、全然知らないスポーツの動きをつい自分のフィールドに引き寄せて
      分析したくなってしまうのは悪い癖ですが…

      基本的に下半身が有酸素運動を続ける中、上半身は無酸素運動の瞬発的な動きを繰り返しているんですね。

      その動きの反復が、あのような美しい身体を形作っているのでしょう。


      どんなトレーニングをしているのか、気になって調べてみました。
      ジムやトレーナーによってもいろいろな鍛え方があるのでしょうが、大きく分けてボクシングのトレーニングには有酸素運動系と無酸素運動系があるようです。
      有酸素運動はジョギングや縄跳び、そして、フットワークやパンチの練習も反復して続ければ有酸素運動になります。
      無酸素運動は、やはり筋トレ。ボクシングで使う筋肉を効率的に鍛えます。



      近年、有酸素運動と無酸素運動を効率的に組み合わせることで効率よくダイエットを行うことができると言う説が主流になっています。

      ボクシングの動きは自然に有酸素運動と無酸素運動の両方を実践しており、ボクシング上達のためには有酸素運動と無酸素運動の両方がトレーニングとして取り入れられていて、その結果ボクサーの身体は美しい引き締まったシェイプを実現している、ということなのですね。

      そう考えると、“ボクササイズ”というボクシングの動きを取り入れたエクササイズが人気を集めているのも納得です。


      次回から、有酸素運動と無酸素運動について、もう少し詳しくお話していこうと思います

      | 1/1PAGES |

      カレンダー

      S M T W T F S
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      282930    
      << April 2013 >>
      profile.jpg

      最近の記事

      過去の記事

      recent comment

      その他

      携帯版

      qrcode