冬に備えてお肌学習!
私は9月19日から23日まで本番だったのですが、
初めに劇場入りしたときは確実に夏だったのに、
すべてが終わって劇場を出て打上会場に向かう時には
夏の気配がもうどこにもなく、さびしい気持ちになりました…
そして、そのとき感じたくちびるがぴきっとひび割れる感覚…
そうなんです、季節はもはや乾燥シーズンに突入しているのです。
肌で何か変化を感じませんでしたか?
本格的な冬が来る前に肌を乾燥から守る術を研究しておかなくてはなりません
それにはまず、肌の構造を理解することが大切です
肌の表面、表皮には、角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、
基底層の4つの層があります。
表皮の一番深部の基底層では、血液から酸素と養分を得て常に細胞が分裂し、
新しい基底細胞が生まれます。
そこで生まれた新しい細胞が、有棘層、顆粒層と押し上げられて行き、角質層で、
死んだ細胞である角質細胞になり、そののち、垢となってはがれ落ちていきます。
このサイクルが、皮膚の肌の新陳代謝、あるいはターンオーバーと呼ばれており、
肌を若々しい状態に保つために欠かせない機能です。
新しく細胞が生まれてから垢となってはがれるまでが約6週間。
約一カ月半で肌は新しく生まれ変わっているのですね
また、表皮の一番表面にある角質層は、外部からの刺激や有害物質をシャットアウトし、
また、体内の水分が逃げていかないようブロックする、シェルターの役割を果たしています。
肌が乾燥してしまうのは、<角質層>が傷つくことが原因です
<角質層>は普段外部からの刺激や有害物質から肌を守ってくれる頼もしい存在ですが、
そのため、なんとなく頑丈なイメージを持ってしまいがちです。
しかし、実は<角質層>の厚さは0.02mm程度と、ものすごく薄いのです。
ですから、洗顔の時に必要以上にごしごし洗いすぎたり、
プールの塩素、洗顔料やシャンプーなどの刺激物質が付着したまま
きちんと落としきれていなかったりすると、すぐにダメージを受け、
まだ垢としてはがれ落ちる段階までせいちょうしていない細胞まで、
はがれていってしまいます。
<角質層>がダメージを受けると、バリア機能が低下し、
肌に含まれていた水分がどんどん蒸発していき、
外部からの刺激や有害物質が"表皮"の内部まで入り込んできます。
そうすると、かさかさした乾燥肌になったり、普段は反応しない筈のいろいろな刺激に
反応してしまう敏感肌になったりしてしまいます
夏は汗もかきますし、日焼け止めも塗ったりするので、
つい顔をしっかり洗いたくなってしまいがちですが、
そこをぐっとこらえて、角質層を傷つけないように優しく肌に触れるようにしてみて下さいね
夏の最後に見た雲です。
雲の向こうにラピュタが浮かんでいそうな
- 2012.09.28 Friday
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- 14:05
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- by aerolife2012