年が明けてからとても寒い日が続いていますね
少しずつ自分の周りでも風邪をひいている人が増えてきていますし、
街に出たら咳き込んでいる方を見かけます。
空気が乾燥していますし、ウィルスにとってとても活動しやすい気候です。
さぞたくさんの風邪のウィルスが空気中に漂っていることでしょう。
外出時にマスクをし、外にいるときは温かい緑茶をちょこちょこ飲んで、
頻繁にうがい手洗いをし、ウィルスの侵入をブロックしなくはいけませんね。
でも、こういった万全の対策をしていても、ウィルスが体内に侵入してしまう
ことを防ぎきれないこともあります。そんなときに頼りになるのが免疫力です。
免疫は、カラダに侵入した異物を察知、除去してくれる働きですが、その力は
カラダのコンディションによって、強くなったり弱くなったりするのです。
免疫力を高めて寒い冬を元気に過ごすために、どうしたらいいのでしょうか。
・栄養バランスのいい食事を摂る
・ぐっすりたっぷり眠る
などがよく言われることですが、
・適度な運動をする習慣をつける
ということも免疫力と密接に関わっています。
このブログでは主に運動に関連する事柄を書いていますから、
特に運動の習慣と免疫の関係について取り上げたいと思います。
運動を習慣にすると身体はどう変化するでしょうか?
そう、筋肉量が増えるのです。
筋肉は、血管をポンプのように刺激して血流をよくしてくれる働きがあります。
血液の中には白血球が含まれており、ウィルスや細菌を駆除してくれています。
そのため、血流がいいと、白血球が全身をしっかり巡ってカラダを守ってくれるのです。
また、筋肉は、身体の6割の熱を産み出していると言われています。
ですから、筋肉量が増えると基礎体温が上がります。
近年、基礎体温が36度を下回る低体温の方が増えているそうですが、
低体温になると、白血球の中でも更に免疫力の中心となっている
リンパ球の割合が少なくなり、免疫力が弱くなると言われています。
ですから筋肉をつけて基礎体温を保つことが必要なのです。
これらの理由から、運動を習慣にすると免疫力が高まるのです。
ですが、一つ注意しなくてはならないことがあります。
それは、過度な運動をしないこと。
激しい運動をするアスリートは、一般の人よりも風邪をひきやすいそうです。
(余談ですが、私も、体調管理にどんなに気をつけていても、ダンスの公演の
前後になるとよく風邪をひきます。)
心身共にストレスを感じるとカラダの免疫力は低下します。
カラダにとって大きな負荷がかかってストレスとなるような激しい運動をしたり、
「カラダのために絶対に何が何でも運動を怠ってはならない」というように
運動することそれ自体が辛い義務となり、精神的なストレスとなってしまう状態では、
運動することがむしろ免疫力の低下を引き起こしてしまいます。
自分のカラダの声に注意深く耳を傾けながら、
「運動することを心地よく楽しい」
と感じられるような自分にあった運動を見つけることが大切です。
そして、運動した後はしっかりカラダをケアして疲れを残さないこと、
疲れているときに無理矢理運動しないことを心がけてみて下さい。
適度な運動した後は、健康的な食欲がわいて、
お菓子などではなくきちんと栄養のあるものが食べたくなりますし、
心地よく疲れてぐっすり眠ることができますので、
免疫力アップのための食事と睡眠の改善にもつながり、一石三鳥。
もちろん美しいボディラインも手に入れられます。
いいことずくめですね
是非「楽しくカラダを動かす」ということを日々の生活に取り入れてみて下さい。
カラダclubでは、皆様が「楽しく身体を動かす」ためのお手伝いが出来るよう、
様々な商品をご用意しております
1、基本のポジションで仰向けに寝る。
(1)脚のポジションを確認する。
膝を曲げ、足の裏を床につけます。脚は骨盤の幅で大腿骨から指先まで平行にします。膝がまっすぐ天井を向くようにし、内側を向いたり外側を向いたりしないように気をつけます。
(2)胴体のポジションを確認する。
尾てい骨を床につけ、ウェストと床の間に少し隙間をあけ、みぞおちの裏側の脊椎を床につけます。
ウェストと床に隙間をあけようとすると、みぞおちの裏側の脊椎が浮いてしまうようでしたら、みぞおちの裏側の脊椎を床につける方を優先して下さい。
2、基本のポジションを保ったまま呼吸する。
下腹の動きを意識するために、下腹に手の平を当てて行ってみましょう。
(1)息を吐く
息を吐きながら下腹をぺったんこにしていき、肋骨はみぞおちに向かって集めていきます。このとき、ウエストの背中側を床に押し付けてしまいがちですが、しっかり基本のポジションを守りましょう。
(2)息を吸う
下腹をぺったんこに保ったまま息を吸います。肺に空気を入れるようなイメージで、肋骨の前側だけでなく、横も後ろ側も均等に広がるようにします。肋骨の前側がぱっくり開いてしまうとみぞおちの裏側の脊椎が床から離れてしまい、腰に負担がかかってしまうので注意して下さい。
腹横筋を使う、といっても、普段使わないのでいまいち実感が湧きづらいですが…とにかく下腹をぺったんこにして肋骨をみぞおちに向かって集まっているのが腹横筋が使えている状態、と思うと分かりやすいと思います。幅の広いコルセットを締めているようなイメージを持てるとなおいいですね。下腹・肋骨の動きに気を取られて呼吸することを忘れてしまわないように気をつけて下さい。
この後のエクササイズもこの感覚を持って行います!!
《腹横筋のエクササイズ その2》
まず、足の裏がしっかり床についていること。
親指側、あるいは小指側に重心が偏らないように注意してください。
膝はまっすぐ天井を向くようにし、内側を向いたり外側を向いたりしないように気をつけます。
次に自分の背中に意識を向けて下さい。
尾てい骨を床につけます。そして、その少し上、ウェストの背中側は床との間に軽く隙間をあけます。
背骨は軽くS字を描いているので、もしここをしっかり床につけてしまうと、骨盤が後ろ側に傾いたポジションになってしまいます。
最後に、みぞおちの裏側の脊椎を床につけます。
ウェエストの裏側に隙間をあけると、どうしてもみぞおちの裏側が浮いてきてしまいますが、そうすると、背骨が反り過ぎて腹筋を使いづらくなりますし、腰痛の原因にもなるので、注意して下さいね
次に、息を吸います。
このとき、横隔膜が腹部に圧力をかけるため、内蔵が押し出されておなかが膨らみやすいのですが、
そこをぐっとこらえ、吐く時よりもいっそう下腹をひっこめようとして下さい。
胴体の円柱が細いまま、上下の底面が近づいていくイメージです。
下腹をひっこめたまま息を吸おうとすると、肋骨の前がぱっくり開いてしまいがちです。
肋骨の横も後ろ側も均等に広がるように、風船がすべての方向に均等に膨らんでいくようなイメージをもって息を吸ってみてください。
昨年中は大変お世話になりました。今年もいろいろ身体にいいことをご紹介していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します
さて、皆様、この年末年始の危険を無事にやり過ごすことができましたか?
…そうです。“お正月太り”の話ですね
年末年始は誰しも太りやすい時期です。
もうこれはどうにもこうにも仕方のないことなのです
このブログをいつも読んで下さっている方はもうよくご存知のことと思いますが、適正な体重を維持するためには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスがとれていなくてはなりません。
しかし…
摂取カロリーは、簡単にすぐ跳ね上がります。例えばお餅を一切れ余分に食べたら約120kcalも一気に増えてしまいます。
その分のカロリーを運動で消費しようと思ったら、これは大変なことですよね。例えば早足でのウォーキングだと、約30分ほど必要です。
さて、ここで、年末年始にいつもより余計に食べてしまったあれやこれやのことを思い出してみて下さい。
それはお餅一個で済む話でしょうか?いったい何千kcalくらいいつもより余分にカロリーを摂取しているのでしょう…
そして、それをウォーキングで消費しようとしたら、いったい何時間分(何日分?)を必要とするのでしょうか…
いいんです、たまには美味しくて高カロリーなものを食べても
美味しい食事をすることは人生の大きな喜びの一つですもの
とは言え、食べた後には意識して運動量を増やしつつ摂取カロリーを控えめにし、数日かけて帳尻を合わせようとしないと、余分に食べた分は余分な脂肪として、確実に身体に蓄積していきます。
でも、年末年始はこの調整が難しいんですよね
年の瀬は毎日のように忘年会がありますし、忙しくて時間もなく、疲れてもいるのでいつもしている運動もついつい怠ってしまい…お正月休みに入ると、それはもう家族とゆっくり美味しく過ごしたいですし、三ヶ日は長い時間をかけてお酒を飲みながらおせちをつまんでお雑煮を食べ、次の食事時間まではおこたでテレビを見ながら特におなかが空いているわけではないのにとめどなくおやつをつまみ、おなかはいっぱいなのにおいしい夜ごはんをたらふく食べ…お休みが終わって仕事が始まり、よし、節制だ!と思った矢先に今度は新年会の嵐…なんだかもういっかな!!という投げやりな諦めの境地に達したりして。
…ものすごく具体的に書いてしまいましたが、私ももちろん何度も経験済みの現象です
でも、ここで諦めてしまったら、取り返しがつかなくなってしまいます。
新年会もひと段落した今の時期、昨年の11月頃の、ひとまわりすっきりとしていた体型を取り戻すべく、対策を講じなくてはなりません
お正月太りで一番厄介のは、食べ過ぎの習慣化。
…と、今までの苦い経験から私は思うのですが、皆様いかがでしょうか?
12月から1月にかけての約一ヶ月間で、それほど空腹を感じていないけれどついつい食べ過ぎてしまう、という生活は、いとも簡単に習慣として定着してしまいます。
前はおなかいっぱいになったらそれで満足していたはずなのに。
食後に何かひとくち甘いものを食べたくなってむずむずしたりしていなかったはずなのに。
飲みのあとの〆のラーメンを食べなくても平気だったはずなのに。
『さあ、お正月太りを解消しなくっちゃ!ダイエットダイエット!!』と、急に極端な節制を始めるのではなく、お正月太り月間に突入する前の自分の食生活を思い出し、そこに立ち返ってみるところから始めましょう。
おなかはそんなに空いていないけれどついつい食べ過ぎてしまうときというのは、食欲の働きが正常に機能していないので、それを頭ごなしに押さえつけようとしてもかえって暴発してしまいます。
今何気なく食べているエクストラな一口は、身体が本当に必要としているものではなく、この一ヶ月ほどの間になんとなく身に付いてしまった“癖”だと意識してみる。そして、何かを食べる前に、本当に今自分はおなかが空いているのか、それとも惰性で食べようとしているのかを見極め、おなかが空いていないなら食べないようにする。
これはダイエットのときによく薦められる方法ですが、自分が現在どのようなものをどのタイミングでどれだけ食べているのかを細かく書き出してみるのも効果的です。
そうすると、食欲の働きが本来あるべき形でうまく機能するようになってくるので、自分に必要な食べ物の量や内容がおのずと分かるようになってくるはずです。
そうすればもうしめたものです。
自分で食欲をコントロールしやすくなりますから、自分の通常モードよりも摂取カロリーを少しだけ減らしても、それほどストレスにはなりません。(くれぐれも栄養は偏らないようにだけは注意して下さいね)
本文とは何の関係もありませんが、友人宅の猫と
基礎体温が上がると心臓の動きが活発になり、血行がよくなります。
血液の中には、免疫機能を持った白血球が存在し、体内に入った病原体を食べてくれているのですが、
血行がよくなると、それだけ白血球が身体の中を素早くくまなく巡るようになるため、
発見した病原体を素早く駆除することが出来るのです。
つまり、
運動が習慣になると筋肉量が増え、
筋肉量が増えると体温が上がり、
体温が上がると免疫力が高まる、
ということが言えるのです。
現代社会に生きる私たち日本人は、少し前の、例えば50年ほど前の日本人と比べて、
運動量が少なくなった分筋肉量が減り、平均体温も低下しているとのこと…
“内転筋エクササイザー?”
内転筋エクササイザー?は名前の通り、つまり内転筋を鍛えるためのマシンです。
両足のスタンスや負荷を調節することができるので、
最初はゆるやかに、慣れてきたらちょっぴりハードに、と、
ご自分にあったトレーニングをすることができます。
鍛えられるのは内転筋だけではありません。
エクササイズ中に無意識のうちに正しい姿勢をキープしようとすることで、
自分でも気づかないうちに自然と腹筋や背筋、お尻の筋肉もしっかり使われてしまうのです。
1日わずか3分という短い時間のトレーニングでOKですので、
家事の合間に、テレビのCM中に、お風呂上がりに、ささっとすませることができます。
これなら無理なく続けていけそうな気がしませんか?
気になった方は是非お試し下さい!
短時間でもびんびん内ももに響きますよ〜☆
今年も気づけば残りわずか一ヶ月。
猛暑でばてていたのがつい先週のことのような気がするのに、本当に季節の移ろいははやいものです。
私の場合、夏からリハーサルを始めた公演がつい先日終わったので、余計そう感じるのかもしれません。
リハーサル期間中には景色を眺めるゆとりがあまりなかったので、夏から一足飛びに初冬、という感じが強いのでしょうか…
さて、今回は、“腹横筋”という筋肉を取り上げます
腹横筋というのは、腹筋群の一番深いところ、腹直筋や腹斜筋よりも更に奥にある筋肉です。
腹部の骨がない部分を覆っており、縦長の菱形(みぞおち、左右のわき腹、下腹が菱形の頂点です)のような形をしています。
腹横筋の筋繊維は横方向に走っているため、腹横筋が使われて収縮しているときは、まるでコルセットを締めたように、肋骨周り、ウェスト、腰周りが細くなります。
反対に、腹横筋がきちんと使われていない場合、というのを考えてみますと…
鳩胸でウェストのくびれがなく、骨盤が開いて平べったくなり、前や後ろから見たときに幅がある、という状態。
つまり、素敵なプロポーションを保つためには腹横筋をきちんと使う、ということが大切なのですね
見た目の問題だけではありません
腹横筋が正しく働くと腹圧が正常に働いて内臓の位置が整えられ、便秘の改善にも効果的です
また、運動の質の向上という点においても、腹横筋が正しく機能していると、身体の軸がぶれにくくなって無駄な動くが減るため、脚にかかっていた余計な負担が減り、より少ないエネルギーで効率的に動くことができるようになるのです。
例えばダンサーの場合、腹横筋が使えていないと、トレーニングを重ねれば重ねるほど、脚やお尻の筋肉がどんどん逞しく、太くなっていってしまいます。
たまに、『ダンスやってるから筋肉がついて脚が太いんだよね、これはもうしょうがないなあ』という言葉を耳にしますが(白状すると、私もそう思ってました…)、けっしてそんなことはなく、しっかり腹横筋を使えていけば、足腰の筋肉はそれほど発達しなくても十分に動けるのです。
私も、腹横筋を意識するようになってから、だいぶ下半身の筋肉が落ちてすっきりしてきました。まだまだ改善の余地はあるのでがんばらないといけませんが…
と、いうわけで、腹横筋を使えるようになると、たくさんのいいことが待っているのです
では、しっかり腹横筋を使うための呼吸法をご紹介しましょう
1、仰向けに、両膝を立て、足の裏を床に付けて寝る。
2、身体のポジションをチェックする。
これがとても大切です。正しい姿勢がとれていないと正しい筋肉を使うことができません。
まず、足の裏がしっかり床についていること。
親指側、あるいは小指側に重心が偏らないように注意してください。
膝はまっすぐ天井を向くようにし、内側を向いたり外側を向いたりしないように気をつけます。
次に自分の背中に意識を向けて下さい。
尾てい骨を床につけます。そして、その少し上、ウェストの背中側は床との間に軽く隙間をあけます。
背骨は軽くS字を描いているので、もしここをしっかり床につけてしまうと、骨盤が後ろ側に傾いたポジションになってしまいます。
最後に、みぞおちの裏側の脊椎を床につけます。
ウェエストの裏側に隙間をあけると、どうしてもみぞおちの裏側が浮いてきてしまいますが、そうすると、背骨が反り過ぎて腹筋を使いづらくなりますし、腰痛の原因にもなるので、注意して下さいね
3、身体のポジションを保ったまま呼吸する
呼吸は3パターン行います。
呼吸を繰り返し、身体が正しいポジションで正しく呼吸出来ていることが実感できたら、そこから数えてそれぞれ10回くらいずつ呼吸をしてみて下さい。
自分では精一杯下腹を薄くしているつもりでも、よくよく身体に集中してみると、実はあと2mm、3mmくらいはさらに薄く出来たりします自分の思う限界からあと少しだけ薄いところを目指して頑張ってみて下さい
(1)息を吐くときに下腹を薄くし、吸うときにリラックスするパターン。
下腹を圧迫することで、身体から空気が押し出されていくような、下腹がポンプになったようなイメージで息を吐きます。
このとき、下腹を薄くしようとして、ウエストの裏側を床に押し付けてしまいがちですが、しっかり基本のポジションを守って、ウェストの後ろの隙間がなくならないように気をつけましょう。
下腹を前から押すだけでなく、横からも裏側からも押されて腰回りが一回り細くなるようなイメージを持ってみてください。
(2)息を吸うときに下腹を薄くし、吐くときにリラックスするパターン。
鼻から息を思いっきり吸って、おなか、とくに下腹をぺったんこにしていきます。
このとき、みぞおちの裏側の脊椎が床から離れやすいので注意して下さい。
息を吸うと胸に空気が入って肋骨が広がるのですが、肋骨の前側だけ開いているとみぞおちの裏側の脊椎が浮いてきてしまいます。
肋骨の横も後ろ側も均等に広がるように、風船がすべての方向に均等に膨らんでいくようなイメージをもって息を吸ってみてください。
(3)息を吸うときに下腹を薄くし、吐くときもさらに薄くするパターン。(1、2を組み合わせたもの)
これは息を吸っても吐いても常に腹横筋が使われている状態に保っておくためのエクササイズです。
(1)と(2)は、この呼吸法をマスターするための練習です。慣れてきたら(3)のみを行って下さい。
これだけ寒いと、なかなかウォームアップをしてもなかなか身体が温まってくれません。
動かしても動かしても身体は冷えて固いまま…
でも、時間もないし、いくらやっても変わらないから、と、そんな状態でいきなりフルに動き出したら怪我をしてしまいます。
一回だけ軽い気持ちでおろそかにしてしまったことが原因で、一ヶ月、二ヶ月運動が出来なくなってしまったら、今まで一生懸命運動を続けて、食べる物にも注意して築き上げてきた身体があっという間に元に戻ってしまいますよね。
(…なんて偉そうに書いておりますが、恥ずかしながら、私も寒いときにアップが不十分なまま動いて怪我をし、心底後悔したことがあります…)
今回は、私がいつも踊り始める前にやっているウォームアップをご紹介します
ウォームアップの最初からストレッチをしてもなかなか効果的に筋肉は伸びてくれません。
まず、身体を内側からあたためて、ある程度筋肉があたたまり柔らかくなってからじっくり伸ばします。
身体を内側からあたためるには、なんと言っても呼吸法が一番です
ヨガでもピラティスストレッチポールを使った体幹トレーニングでも、クラスの最初は呼吸法から始めます。
見かけだけの深呼吸ではなく、しっかりとおなかを使った呼吸をしていると、すぐに身体が内側からぽかぽかするのが感じられ、代謝がいい人は呼吸しているだけで汗ばんでくるほどです。
呼吸法には、ウォームアップの効果があるだけではありません。
呼吸法をしっかり実践することで体幹筋、特におなかの深部の腹横筋への意識が鋭敏になるため、それまで使っていた身体の表面の筋肉への負担を軽くして運動効率を上げることができます。
1、仰向けに、両膝を立て、足の裏を床に付けて寝る。
2、身体のポジションをチェックする。
これがとても大切です。正しい姿勢がとれていないと正しい筋肉を刺激できません。
まず、足の裏で軽く床を押していること。そのときに、親指側、あるいは小指側に重心が偏らないようにします。
また、膝もまっすぐ天井にさすようにし、内股になったり外股になったりしないように気をつけます。
次に自分の背中に意識を向けて下さい。
尾てい骨を床につけます。そして、その少し上、ウェストの裏側は軽く隙間をあけます。背骨は軽くS字を描いているので、もしここをしっかり床につけてしまうと、骨盤が後傾のポジションになってしまい、正しく背筋が働かなくなってしまうのです。
最後に、みぞおちの裏側を床につけます。
ウェエストの裏側に隙間をあけると、どうしてもみぞおちの裏側が浮いてきてしまいますが、そうすると、背骨が反り過ぎて腹筋を使いづらくなりますし、腰痛の原因にもなるので、注意して下さいね。
3、身体のポジションを保ったまま呼吸する
呼吸は3パターン行います。
呼吸を繰り返し、身体が正しいポジションで正しく呼吸出来ていることが実感できたら、そこから数えてそれぞれ10回くらいずつ呼吸をしてみて下さい。
自分では精一杯下腹を薄くしているつもりでも、よくよく身体に集中してみると、実はあと2mm、3mmくらいはさらに薄く出来たりします自分の思う限界からあと少しだけ薄いところを目指し、ストイックに頑張ってみて下さい!
まず一つ目は、息を吸うときに下腹を薄くし、吐くときにリラックスするパターン。
鼻から息を思いっきり吸って、おなか、とくに下腹をぺったんこにしていきます。
このとき、みぞおちの裏側が床から離れやすいので注意して下さい。
息を吸うと胸に空気が入って肋骨が広がるのですが、
前側だけ開こうとするとみぞおちの裏側が浮いてきてしまいます。
肋骨の横も裏側も均等に広がるようにしてみてください。
二つ目は、息を吐くときに下腹を薄くし、吸うときにリラックスするパターン。
下腹のポンプを押すことで、身体から空気が押し出されていくように息を吐きます。
このとき、下腹を薄くしようとして、ウエストの裏側を床に押し付けてしまいがちです。
下腹を前から押すだけでなく、横からも裏側からも押されて腰回りが一回り細くなるようなイメージを持ってみてください。
三つめは、上の二つを組み合わせたものです。
息を吸うときに下腹を薄くし、吐くときもさらに薄くするパターンです。
これはダンスやヨガのときにも使う呼吸法なのですが、自分の呼吸と腹横筋を連動させて、常に腹横筋をしっかり使えている状態に保っておくためのエクササイズです。
上記の二種類の呼吸法は、この呼吸法をマスターするための練習です!
以上、これは、以前もご紹介したことのある呼吸法をご紹介しました。
これを自分の身体がじんわりとあったまるまで続けてみて下さい。
あたたかくなってきたら、筋肉のストレッチを始めます。
メニューはいつもご自分がしているものでいいのですが、一つだけ新しい要素を加えてみて下さい!
ストレッチをしながら、上記の三番目の呼吸法、息を吸うときに下腹を薄くし、吐くときもさらに薄くするパターン、を続けます。前屈をしていようと、開脚していようと、背中を後ろに反らせていようと、常に下腹を薄くしたまま、深く呼吸を繰り返します。
慣れないうちは窮屈に感じるかもしれませんが、ストレッチの間も深い呼吸を続けることで、呼吸法でせっかく一度あたたまった身体を冷やさないように保つことができますし、身体がどんな体勢にあるときでも腹横筋が使われている状態に保っておくためのトレーニングにもなります。
それでは、どうかお怪我のないよう、トレーニングをお楽しみくださいね
“くびれツイスターQ²”は、膝立ちですべてのエクササイズを行うよう設計されているのですが、
この膝立ちが大切なのです
立っているとき、骨盤が前に倒れすぎたり、後ろに倒れすぎたりしていると、
大臀筋は使われずにゆるんでいます。
骨盤と大腿骨が正しい関係にあれば、立っているだけでも大臀筋は使われ続けています。
「じゃあ、正しく立っていればお尻は鍛えられるんでしょ、簡単じゃない」
と、お思いになったかもしれませんが、なかなかこれが難しいのです
なぜかというと、自分で気付かないうちに骨盤のポジションがずれてきても、
足首や膝の関節をうまく使ってつじつまを合わせ、バランスをとって立っていることができるため、
骨盤のずれに自分で気付けず、筋肉を使えていないままどんどん筋力が落ちて行き、
そのために余計に骨盤がずれる、という置く循環に陥ってしまうのです。
これに対して、膝立ちのときは、膝や足首を使ってバランスをとることができないため、
骨盤のポジションが正しくないと身体をまっすぐに保つことができずに倒れてしまいます。
そのため、立っているときには無意識のうちに倒れてしまいがちな骨盤を、
しっかり正しい位置に保ちながらトレーニングすることができるのです
つまり、“くびれツイスターQ²”は、使っているだけで大臀筋が効果的に鍛えられるんですね。
それに加えて、中臀筋を鍛えるためのプログラムもしっかり用意されています。
細いウエストと鍛えられたお尻、美しいくびれを作るためにぴったりのマシンですので、
是非お試し下さい
そして、そのとき感じたくちびるがぴきっとひび割れる感覚…
そうなんです、季節はもはや乾燥シーズンに突入しているのです。
肌で何か変化を感じませんでしたか?
本格的な冬が来る前に肌を乾燥から守る術を研究しておかなくてはなりません
それにはまず、肌の構造を理解することが大切です
肌の表面、表皮には、角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、
基底層の4つの層があります。
表皮の一番深部の基底層では、血液から酸素と養分を得て常に細胞が分裂し、
新しい基底細胞が生まれます。
そこで生まれた新しい細胞が、有棘層、顆粒層と押し上げられて行き、角質層で、
死んだ細胞である角質細胞になり、そののち、垢となってはがれ落ちていきます。
このサイクルが、皮膚の肌の新陳代謝、あるいはターンオーバーと呼ばれており、
肌を若々しい状態に保つために欠かせない機能です。
新しく細胞が生まれてから垢となってはがれるまでが約6週間。
約一カ月半で肌は新しく生まれ変わっているのですね
また、表皮の一番表面にある角質層は、外部からの刺激や有害物質をシャットアウトし、
また、体内の水分が逃げていかないようブロックする、シェルターの役割を果たしています。
肌が乾燥してしまうのは、<角質層>が傷つくことが原因です
<角質層>は普段外部からの刺激や有害物質から肌を守ってくれる頼もしい存在ですが、
そのため、なんとなく頑丈なイメージを持ってしまいがちです。
しかし、実は<角質層>の厚さは0.02mm程度と、ものすごく薄いのです。
ですから、洗顔の時に必要以上にごしごし洗いすぎたり、
プールの塩素、洗顔料やシャンプーなどの刺激物質が付着したまま
きちんと落としきれていなかったりすると、すぐにダメージを受け、
まだ垢としてはがれ落ちる段階までせいちょうしていない細胞まで、
はがれていってしまいます。
<角質層>がダメージを受けると、バリア機能が低下し、
肌に含まれていた水分がどんどん蒸発していき、
外部からの刺激や有害物質が"表皮"の内部まで入り込んできます。
そうすると、かさかさした乾燥肌になったり、普段は反応しない筈のいろいろな刺激に
反応してしまう敏感肌になったりしてしまいます
夏は汗もかきますし、日焼け止めも塗ったりするので、
つい顔をしっかり洗いたくなってしまいがちですが、
そこをぐっとこらえて、角質層を傷つけないように優しく肌に触れるようにしてみて下さいね
夏の最後に見た雲です。
雲の向こうにラピュタが浮かんでいそうな
こんにちは
寒くなったかと思えばまた暑くなり、身体がびっくりするような気候が続いていますが、皆様お元気ですか
今回のテーマは、下半身の強化についてです。
なぜ、下半身を特に鍛えないといけないのでしょう?
もちろん、すらりとした下半身を手に入れるため、という美容上の理由もありますが、もっと長い目で見てみると、本当に重要な理由があるのです
何歳まで健康で生活できるかを指す"健康寿命"という言葉がありますが、現在、日本人の健康寿命と平均寿命の間には、約6年のひらきがあると言われています。
…と言われても、いまいちぴんときませんよね
これは、介護が必要な状態が約6年続く、ということを意味しているんです。
原因は様々ですが、多いのが、転倒にともなう怪我から寝たきりになってしまうケースです。年間約300万人の65歳以上の方が転倒し、そのうち約200万人が怪我をしています。
中高年になってからの転倒は、主に、つま先がちょっとした段差に引っかかって起こることが多くなっています。段差でなく、床や地面の平らなところでも、つま先がひっかかって転んでしまうことすらあります。
そして、初めて歩く未知の場所ではなく、慣れ親しんだ自宅内で、転倒事故は多く起こっています。
これは、自分が長年何気なくできていたことと、筋肉が衰えたことによってできなくなってしまったことの間にギャップが出てくるために起こってしまう現象です。自分ではそれまでと同じ感覚で十分に持ち上げたつもりのつま先が、自分が思っているよりも上がっておらず、段差や床に引っかかってしまうのです。
人間は、ふくらはぎの筋肉を使って地面を蹴り、脛の筋肉を使ってつま先を上に向けて足を前の地面に着地させ、歩いています。
この、ふくらはぎの筋肉を腓腹(ひふく)筋、脛の筋肉を前脛骨(ぜんけいこつ)筋と言います。
はっきりとイメージするために、床に座って片手でどちらかの足の脛を、もう片方の手でふくらはぎを軽く押さえ、つま先を伸ばしたり反らせたりしてみて下さい
つま先を伸ばすとき、脛の筋肉は伸びてふくらはぎの筋肉は収縮します。
反対に、つま先を反らせると、ふくらはぎの筋肉が伸びて脛の筋肉が収縮します。
高齢になってからの転倒を防ぐには、この二つの筋肉を意識して鍛えることで筋力の衰えを防ぎ、また、エクササイズを通して、自分の筋力の現状がどうなっているか、正しく認識しておくことが重要です
下半身の筋肉を鍛えられるような運動を日々の生活に取り入れることが、老化を予防し、健康で老後を楽しむために重要なのですね
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